Journal Clubおよび異分野セミナー順番表(分子医化学分野とアレルギー学分野の合同セミナー)
日時 | 担当者 | 発表テーマおよび主要論文 |
2月10日 | 出原 | タイトル:マイクロバイオームに対する生化学的・遺伝学的アプローチ 論文:Science, 386, 743, 2024(総説セミナー) |
2月3日 | 本田 | GFRα1は、末梢神経損傷後の軸索再生を促進するリガンドとして機能する Adv Sci (Weinh) 2024 Dec 4:e2400812. |
1月27日 | 武富 | 「腸内の常在原虫が肺の免疫形成に影響し、呼吸器疾患の経過を決定する」 Cell. 2024 Dec 12:S0092-8674(24)01336-9. |
12月16日 | 南里 | 自然免疫に関わるILC2が生後の抑制神経シナプス形成に関わる Science 386, 507 (2024) |
12月9日 | 布村 | アレルギー疾患と顔のかゆみ感覚(総説セミナー) Jiang, Cell, 2024;187:5981-5997.e14 ほか |
11月18日 | 出原 | 好酸球性食道炎のマウスモデル J Allergy Clin Immunol, 153, 1355-1368, 2024 |
11月11日 | 本田 | シュワン細胞は、損傷した末梢神経においてIL-17B/IL-17RB経路を介してマクロファージの動員を促進する Cell Reports 43, 113753, 2024 |
10月21日 | 武富 | CTLA-4を発現するILC3は、インターロイキン23を介した炎症を抑制する CTLA-4-expressing ILC3s restrain interleukin-23-mediated inflammation. Ahmed A, et al. Nature. 2024 Jun;630(8018):976-983. |
9月30日 | 南里 | γδT細胞が産生するIL-3が感覚神経を通してアレルギー反応を調節する Nature. 2024 in press. doi: 10.1038/s41586-024-07869-0 |
9月9日 | 布村 | コブラ毒による壊死を抗血栓薬で予防する(異分野セミナー) Sci. Transl. Med. 16, eadk4802, 2024 |
7月8日 | 出原 | 皮膚免疫における性差の機序 Science, 384, April 12, 2024 |
7月1日 | 本田 | 生後早期の皮膚微生物依存的なTSLP-ILC2プライミングはアレルギー性炎症に関与する Cell Host Microbe 2024 32(2) 244-260.e11 |
6月10日 | 武富 | IL-22はムチン型O-グリコシル化を促進し、MATH1+細胞を介した腸炎の改善を促進する Cell Rep. 2024 May 28;43(5):114206. |
5月20日 | 南里 | MKK4を標的とした肝臓再生を促進する薬の開発(異分野セミナー) Cell 187, 1666-1684, 2024 |
5月13日 | 布村 | 標的分子のたんぱく質分解を利用した創薬(総説セミナー) Nat Med. 2023, (12):3127-3136ほか |
4月22日 | 出原 | 痒みの機序(総説セミナー) 論文:Immunity, 57, 28-39, 2024他 |
4月8日 | 本田 | 軸索-T細胞のフィードバックループが炎症と軸索変性を促進する Cell Rep 43 113721 (2024) |
3月11日 | 武富 | 腸管パネート細胞のペプチドYYはカンジダに対して抗菌活性を有し、腸内の共生細菌を維持する Science 381, 502-508 (2023) |
3月4日 | 南里 | mRNAのN1-メチルシュードウリジン修飾は+1リボソームフレームシフトを引き起こす Nature 625, 189-194 (2024) |
2月19日 | 布村 | 黄色ブドウ球菌プロテアーゼによる好酸球性皮膚炎 Proc Natl Acad Sci U S A, 2024 Feb 6;121(6):e2309243121. |
2月5日 | 出原 | 知覚神経におけるJAK1の役割 Cell, 187, 44-61, 2024 |
1月29日 | 本田 | アトピー性皮膚炎に対するFAK阻害剤と活性酸素除去を融合したハイドロゲル治療 Nat Commun 14(1) 2478 2023 |
1月22日 | 武富 | ニューロメジンUは好酸球をプログラムし小腸粘膜免疫を促進する Science 2023;381:1189-1196 |
12月25日 | 南里 | 黄色ブドウ球菌由来V8プロテアーゼによる痒み誘発機構 Cell 186, 5375-5393, 2023 |
12月4日 | 布村 | 制御性T細胞の筋肉運動における保護的役割 Science Immunology, 2023 Nov 3;8(89):eadi5377 |
11月20日 | 出原 | 食物アレルギーにおける免疫・神経連関 Nature, 620, 643-650, 2023 |
11月13日 | 本田 | アトピー性皮膚炎および創傷治癒において、GLUT3はRasを介したエンドサイトーシスによりマクロファージのシグナル伝達と機能を促進する J Clin Invest 2023 in press |
10月23日 | 武富 | 胃に存在する2型免疫サーキットがキチン食への適応を調節している A type 2 immune circuit in the stomach controls mammalian adaptation to dietary chitin Science. 2023 Sep 8;381(6662):1092-1098. |
9月11日 | 南里 | IL-24シグナル経路を基軸とした皮膚損傷応答 Cell 186, 2127-2143, 2023 |
7月24日 | 布村 | IPFにおける線維化誘導性の上皮幹細胞のクローニング Sci Transl Med. 2023 Apr 26;15(693):eabp9528 |
7月3日 | 出原 | アルツハイマー病における病態解明と新規治療の展開(異分野セミナー) N Engl J Med, 388, 9-21, 2023他 |
6月13日 | 本田 | Zonula occludens-1の分布とバリア機能は上皮の増殖とターンオーバー速度に影響を受ける Cell Prolif, e13441, 2023 |
5月29日 | 武富 | IL-23受容体シグナルは大腸のTregを負に制御している Jacobse et al., 2023, Cell Reports 42, 112128 |
5月22日 | 南里 | MrgprA3を発現するニューロンは起痒物質によるアロネーシスをPiezo2チャネルを介して引き起こす Cell Reports 42, 112283, April 25, 2023 |
4月10日 | 布村 | 早期発症型の難治性アレルギー疾患におけるSTAT6遺伝子の機能獲得型変異 J Exp Med. 2023 May 1;220(5):e20221755.ほか |
4月3日 | 出原 | ヒト化マウスを用いたピーナツアレルギー治療薬の検証 Sci Transl Med, 15, eadd6373, 2023 |
3月13日 | 本田 | 空間分解プロテオミクスマップが示す細胞外マトリックスによる表皮増殖制御 Nat Commun 2022 13(1):4012 |
3月6日 | 武富 | クローン病の病態を悪化させるCD4陽性組織常在性記憶T細胞の同定 Proc Natl Acad Sci U S A. 2023 Jan 3;120(1):e2204269120. |
2月27日 | 南里 | ヒトTRPV1の機能不全型変異の発見 J Clin Invest. 2023;133(3):e153558 |
2月6日 | 布村 | TGFβRシグナル伝達の上皮内因性の欠陥は、局所的なアレルギー性炎症(好酸球性食道炎)を引き起こす Sci. Immunol. 8, eabp9940,2023 |
1月30日 | 出原 | TH2分化におけるalphaVbeta3インテグリンの重要性 Nat Immunol, 24, 123-135, 2023 |
1月16日 | 本田 | アドヘレンスジャンクションはインテグリンの活性化と細胞外マトリックスの沈着を刺激し空間的に誘導する Cell Reports 40, 111091 2022 |
12月12日 | 武富 | ガスダーミンBはIBDで増加しており、ピロトーシスとは無関係に上皮の修復を制御する Cell, 185, 283–298, 2022 |
12月5日 | 南里 | 強皮症におけるThy-1の機能 JCI Insight. 2022;7(19):e149426. |
11月21日 | 布村 | CDP-リビトール投与による糖鎖異常型筋ジストロフィーの改善 Nature Communications, 13, 1847, 2022 |
11月7日 | 出原 | アレルギー疾患における免疫系と神経系の相互作用 J Exp Med, 219, e20211887, 2022 |
10月24日 | 本田 | PIEZO1はマウスの機械的かゆみを伝達する Nat. 2022 July; 607 104-130 |
10月17日 | 武富 | 3型自然リンパ球は、成長因子HB-EGFを産生し、TNFを介した炎症から腸を保護している Nat Immunol. 2022 Feb; 23(2): 251–261. |
9月12日 | 南里 | 筋肉萎縮メカニズムの解明 J Clin Invest. 2022;132(10):e154611 |