佐賀大学医学部 分子遺伝学エピジェネティクス分野

間葉性異形成胎盤(placental mesenchymal dysplasia, PMD)の遺伝子解析

本研究について

間葉性異形成胎盤(placental mesenchymal dysplasia, PMD)は、原因不明の胎盤形態異常で、妊娠中の超音波断層法にて部分胞状奇胎や胎児共存奇胎と類似した嚢胞状変化を呈します。 高率に妊娠高血圧症候群・早産・胎児発育不全(FGR)・胎児死亡(IUFD)を合併することが問題です。 しかし、臨床診断基準や臨床的ケア・治療法は確立していません。本研究では、PMDの臨床診断基準を確立し、原因遺伝子の同定による病因・病態の解明および遺伝子診断の開発基盤を整え、 臨床的ケア・治療法の開発を目指しています。

間葉性異形成胎盤の概要

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佐賀大学医学部分子生命科学講座
分子遺伝学・エピジェネティクス分野
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