第21回分子生命科学セミナー/大学院特別講義

演題:アトピー性皮膚炎研究の新しい展開への取り組み

演者:白川 太郎
(京都大学大学院医学研究科健康要因学講座教授/
理化学研究所遺伝子多型解析センター
遺伝子多型機能相関チーム・チームリーダー)

日時:平成16年1月19日(月)17:30〜18:30
場所:臨床小講堂2 (3114)

内容

アトピー性皮膚炎の原因については免疫説、皮膚原因説などがあり、依然としてなぞである。我々は全ゲノム遺伝子解析を行なっているが、根本的な原因究明には、皮膚組織における炎症の動態を把握する必要がある。今回我々は、個人のケラチノサイト細胞を培養し、その微量元素動態をSpring-8装置を使用して追跡することで、原因遺伝子の疾患皮膚においての問題点を探る計画を立てそれを遂行しており、その内容を紹介してみたい。

セミナーに関する問い合わせ:分子生命科学講座・出原(内線2261)

 

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