Department of Biomolecular Sciences |
第53回分子生命科学セミナー/大学院特別講義
染色体検査の新しい流れ 一般的な染色体検査であるG分染法では1バンドが500万塩基対である。従来、100kb〜数Mbにわたる物理サイズのゲノム異常を全染色体レベルで検出する技術は存在しなかった。これを克服する技術としてアレイCGH法 が開発された。当初、この技術は多発奇形を有する先天異常症の解析のための最適なツールと考えられ応用が勧められた。しかしながら、高解像度がゆえ生じた問題点も多い。本セミナーでは、染色体検査の歴史的変遷と現状、これからの課題について概説したい。 セミナーに関する問い合わせ:分子生命科学講座 副島 英伸(内線2260)
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