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1. FADSマウスの掻破行動動画

アトピー性皮膚炎の病因・病態は複雑でその治療薬の開発には,動物モデルの存在が欠かせません。私達は,多様化するアトピー性皮膚炎の病態に即した新たな動物モデルの開発に,富山大学医学部(臨床分子病態検査学講座 北島勲教授)との共同研究として着手しました。私達が,開発したFADSマウスは,顔面皮膚に好酸球浸潤を伴う皮膚炎を自然発症し,激しい掻破行動を示します。

2. FADS/PN KOマウスの掻破行動動画

生まれつきペリオスチンを産生しないマウスを作りました(右側)。そうすると、痒みによる引っ掻き行動が著明に減少しました。FADS マウスの痒みにおいて、ペリオスチンが重要であることが分かりました。

3. FADS/CP4715マウスの掻破行動動画

CP4715 を FADS マウスに投与してみました。CP4715 を注射した後1時間以内に、引っ掻き行動が減少しました(右下のマウス)。