研究課題名 生活習慣病およびアレルギー性疾患のモデル動物の解析
研究者 吉田 裕樹(佐賀大学医学)
野出 孝一(佐賀大学医学)
森本 正敏(佐賀大学医学)
宮崎 義之(佐賀大学医学)

研究計画の概要
肥満や高脂血症などを背景とし、代謝異常により引き起こされるいわゆる生活習慣病における炎症性サイトカインの関与が明らかとなってきた。また、喘息やアトピーなどのアレルギー性疾患にもサイトカインが重要な役割を果たしている。本研究では、炎症やアレルギーにかかわるサイトカインの産生をつかさどる新規分子群の役割を解析し、生活習慣病やアレルギー性疾患の病態解明を目指し、また機能食品などの治療・予防効果を検討するための疾患モデル動物の作成を目指す。
研究実施計画 1)既存の炎症関連遺伝子改変マウスに、高脂肪食を負荷、あるいは脂質受容体欠損マウスなどと交配することにより、炎症を背景とした動脈硬化モデルマウスを作出する。

2)炎症制御に異常のあるマウスを解析し、糖尿病や肥満など炎症を背景とする生活習慣病のモデルマウスを作出する。

3) これらのマウスを用いて、生活習慣病に対する機能食品などの疾病予防・病態改善効果を検討する。

4) その他関連遺伝子の解析や遺伝子改変マウスの作成

トップページへ