研究課題名 地域高齢者住民の食生活と健康・生活習慣病に関する基礎研究
研究者 木村 靖夫 (文化教育学部)
小西 史子 (文化教育学部)
研究計画の概要 急速に進んでいる我が国全体の高齢化の進展に関する問題は佐賀県においても決して例外ではない。むしろ全国平均よりも高い高齢化率を呈している。高齢化に伴う医療費の高騰もさることながら、厚生労働省が提案している「健康日本21」において、健康寿命(自分の身の回りの始末は自分でできる能力)の伸延が求められている。本事業では、佐賀県における高齢者がどのような食生活を送り、その生活機能、心とからだの健康状態や身体活動状況や体力はどのようであるかの実態を把握し、今後、佐賀県の老人福祉政策の一環として、高齢者の「寝たきり防止」および「健康の維持・増進」のための問題点を明らかにする。また、引き続き実施する食生活指導、心のケア、体力向上のための運動指導などから、その効果を判定する。
研究実施計画 @佐賀県在住の高齢者(65歳以上)の男性300名と女性300名の計600名を対象とする(但し、入院・施設入所者や要介護度の認定者(U〜X)を除く)。今年度は、生活機能、心とからだの健康状態、食生活の実態、疾病状況、身体活動状況、体力、社会支援、社会参加などの調査を実施する。

A中国における子どもや高齢者の食生活の実態と健康の現状を調査する。

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